ジャンク品の超合金（ポピー製）他出張買取｜愛知県豊田市

ジャンク品 の超合金買取

2025年6月17日（火）

先日は愛知県豊田市にお住いのお客様からお声をおかけ頂きました｡
写真にございます､1976年(昭和51年)頃から1982年(昭和57年)頃までのポピー､クローバー等のスタンダード超合金(ST)からデラックス超合金(DX)まで様々お売り頂きました｡
DX超合金は箱に傷み､破れはあるものの､パーツが全て揃っている品までございました｡
こちらの豊田市での買取品を何回かに分けて紹介してまいりますので､宜しくお願い申し上げます｡

特に箱が欠品している、本体に破損があるなどの商品をジャンクと呼称いたします。

｢大鉄人17(ワンセブン)｣(東映特撮作品)は1977年(昭和52年)3月18日～同年11月11日までTBS系列で毎週金曜日19時～19時30分に放送されました｡
前番組は｢宇宙鉄人キョーダイン｣で共に原作は石森章太郎(後に石ノ森章太郎表記)
石森章太郎のラフデザインを元にポピーの村上克司がクリーンナップしました｡
(参考資料､｢オール･アバウト村上克司｣

ポピー製超合金GA-81｢大鉄人17(ワンセブン)｣

まずは「GA-81大鉄人17」です。
頭部周りに欠けている箇所が目立ちます｡
付属のシグナルコントロールマシンは｢シグコンジェット｣が欠品で､｢シグコンタンク｣1個｡
そして｢サブマシン｣がなぜか2個付属していました｡
店主の記憶ではこの当時､有料でパーツの申し込みができたと覚えております。
(インターネット上を検索しましたが､見つかりませんので､記憶違いの可能性もございます)
コン･バトラーVでもパンチが左3個､右2個と､左が1つ多い等｡
(別の記事で記しました｡あわせてご覧下さい)

この「大鉄人17」で最重要パーツは「グラビトン発射装置」です。
腹部に装着してミサイル（グラビトン）を発射します。
当時物の超合金「大鉄人17」ではこのパーツが欠品していることが多いのです。
ジャンク品としてもこの部品が残っていることがポイント高いです。

中島製作所､ウルトラ合金｢大空の王者グロイザーX｣

次にご紹介するのはウルトラ合金｢大空の王者グロイザーX｣。
｢グロイザーX｣は1976年(昭和51年)～1977年(昭和52年)､東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送されました｡
名古屋地区ではテレビ愛知が開局(1983年9月)するまで､テレビ東京系の子供向け番組は東海テレビ(フジテレビ系)等が放送してくれましたので､大半は視聴する事が出来ました｡

企画｢ダイナミック企画｣監修｢永井豪｣原作｢桜多吾作｣。
主題歌の作詞等も永井豪と高円寺博(永井豪､実兄)がてがけてます｡
グロイザーXは､蜜月関係にあった東映と永井豪が袂を分かった頃との事で､ナックが制作しました｡
｢サイコアーマーゴーバリアン｣でもダイナミック企画とナックは縁があり､名古屋地区ではテレビ愛知開局後に放映されましたので､2か月遅れとなりました｡

ポピー製｢UFOロボ　グレンダイザー　スペイザーセット｣

3つ目はポピー製｢UFOロボ　グレンダイザー　スペイザーセット｣です。
こちらの｢UFOロボ　グレンダイザー｣は店主も思い入れが強い作品で､両親に最後に購入してもらった超合金となります｡
放送期間も長く､全74話が1975年(昭和50年)～1977年(昭和52年)まで｡
フジテレビ系列で毎週日曜日19時～19時30分。
マジンガーZ､グレートマジンガーに引き続いての作品です｡

日本のアニメ作品は海外にも輸出していました。
特にこの｢UFOロボ　グレンダイザー｣の人気は凄まじいと日本国内でも話題になっていました。

漫画ゴルゴ13の中でのエピソード。
日本に恨みを持っている外国人が揶揄する場面があります｡
曰く日本のロボットアニメはコンピューターが制作していると。

バンクシステム(合体シーン等､毎回使いまわすカット)を知らない海外の記者が､実際に東映の担当者に､毎回正確に同じ場面が使用されているので､日本のアニメーターは人間では無くて､コンピューター､もしくはロボットが描いているのか？と質問をして､外国人特有のジョークと理解した担当者が｢はい､その通りです｣と回答して､長年信じられてきたという驚きのお話があります｡

ソースを調べようとインターネット上を検索しましたが､見つかりませんでした｡
このようなお話が昭和のある時期に話題になった程度にお考え下さい｡

大空魔竜ガイキング

｢大空魔竜ガイキング｣は1976(昭和51年)年4月1日～1977年(昭和52年)1月27日まで。
毎週木曜日19時～19時30分､フジテレビ系列で全44話放送されました｡

ポピー製(ポピニカ)GA-51｢ガイキング｣超合金

恐竜大戦争アイゼンボーグ（ジャンク品）

こちらの玩具は｢恐竜大戦争アイゼンボーグ｣に登場したアイゼン1号､2号合体セット。
スタンダードモデルとなります｡
wikipediaによると広告代理店の変更。
同様の企画第1作｢恐竜探検隊ボーンフリー｣から放送局がテレビ朝日から東京12チャンネルに変更されたそうです｡
1977年(昭和52年)10月7日～1978年6月30日まで放送されました｡
(名古屋ではフジテレビ系の東海テレビで金曜日の夕方から放送)

特撮とアニメーションの融合作品で､製作は円谷プロダクション｡
アニメパートは前作から引き続き日本サンライズに委託されたと記憶していました。
が､記述がありませんので不明とさせて頂きます｡
恐竜､巨大ヒーロー等のアクションは実写で制作されました｡
メカデザインは東映の宇宙刑事シリーズでも名高い野口竜です｡

トミー(現在､タカラトミー)｢アイゼン1号2号合体セット｣(スタンダードモデル)

ジャッカー電撃隊　マッハダイヤ（ジャンク品）

最後にご紹介するのはジャッカー電撃隊に登場するマッハダイヤです。
ダイヤジャック専用マシーンとなります｡
｢ジャッカー電撃隊｣は1977年(昭和52年)4月9日～12月24日まで。
テレビ朝日系列で毎週土曜日19時～19時30分､全35話が放送されました｡
前番組は｢秘密戦隊ゴレンジャー｣､後番組は｢透明ドリちゃん｣｡

ポピー超合金(ポピニカ)PB-15｢マッハダイヤ｣

昭和のおもちゃは基本的に子供に遊ばれるために存在していました。
その為、現存している物はジャンク品が多いのが当たり前です。
その結果、箱付きやパーツ完品となりますと、高額になる物もございます。

豊田市のお客様､この度は漫遊堂にたくさんの超合金他をお売り頂き､誠にありがとうございます｡

引き続き紹介してまいります｡

ジャンク品に関するよくある質問