ウルトラマン他､特撮ブルーレイ､DVDボックス等の郵送買取

2020年4月18日(土曜日)
先日からお売り頂いているお客様から､再度まとまった数のブルーレイディスク､DVD､特撮映像作品の資料をご売却頂けました｡
漫遊堂では遠方にお住いのお客様に郵送料金を弊店にて負担し､お送り頂く宅配買取を受け付けております｡
まずは買取が可能かどうか､お気軽にお電話､Eメール等にてお問合せ頂ければ幸いです｡

お売り頂いたお品の中から､いくつかピックアップし､ご紹介致します｡
庵野秀明監督の｢シン･ウルトラマン｣(2021年公開予定)の上映を心待ちにしている店主でありますが､写真は1966年(昭和41年)～1967年にかけてTBS系列にて放送された初代ウルトラマンのブルーレイボックスとなります｡
全39話を2017年にお買い求めしやすいように廉価版(スタンダードエディション)として発売された品だそうで､改めて視聴しましたところ､とてもよい画質に感動致しました｡

｢帰ってきたウルトラマン｣は1971年(昭和46年)～1972年にかけて放送されました｡
店主は昭和44年生まれですので､先に紹介したウルトラマン､こちらの帰ってきたウルトラマンに関しても初見は再放送でした｡
しかし子供の眼からしても､｢ウルトラマン｣｢ウルトラセブン｣と比較すると｢帰ってきたウルトラマン｣は少々残念な出来で､とても不思議に思ったものでした｡
現在では､ウルトラQ､ウルトラマン､セブン一本に対する制作費用が高額で､予算をはるかに超えて作りこんでおり､円谷プロの屋台骨を揺るがすほどの事だったと各種資料を読んで理解しております｡
｢ウルトラマン｣｢ウルトラセブン｣｢マイティジャック｣｢怪奇大作戦｣の高額な制作費用､そして円谷英二が亡くなったことにより､危機的状況に陥った円谷プロの建て直しに円谷一(つぶらや　はじめ)プロデューサーは手綱を締められて､予算を使わない､過去のウルトラシリーズの再編集の番組を企画し､｢ウルトラファイト｣が産み出されました｡
こちらの番組のヒットにより､第二次怪獣ブームが到来し､めでたく｢帰ってきたウルトラマン｣(他にはミラーマン)が制作された次第です｡

写真の｢宇宙刑事ギャバン｣は東映にて1982年(昭和57年)～1983年にテレビ朝日系列にて放送されました｡
メタルヒーローシリーズ第一作となります｡

バンダイの村上克司の一枚のデザインから本作の企画はスタートし､この作品もかなりの制作費用が投じられたそうです｡

あわせてお売り頂いた｢オール･アバウト村上克司｣興味深い資料です｡

｢超人機メタルダー｣はメタルヒーローシリーズ第6作となります｡
順調に続いていたシリーズでしたが､本作で初めての打ち切りの憂き目にあい､全39話が制作されました｡
放送時間帯も番組の途中で変更になり､日曜日となりました｡
店主としては毎週楽しみに視聴しており､何がいけなかったのか全く理解出来ません｡

メタルヒーロー怪人デザイン画集｢奇怪千蛮｣もあわせてお売り頂き､メタルヒーロー第4作のジャスピオンから｢牙狼　GARO｣シリーズの監督として名高い雨宮慶太が参加しているとお客様からお教え頂き､驚きました｡
｢時空戦士スピルバン｣｢超人機メタルダー｣は氏お一人でキャラクターデザインを担当されているそうです｡

私は､ナムコの｢源平討魔伝｣｢未来忍者 慶雲機忍外伝｣の映像作品から､雨宮慶太をナムコの社員と勘違いしており､｢ゼイラム｣からフリーとなったと思い込んでおりました､､､間違いに気づけて良かったです｡

こちらの｢鉄甲機ミカヅキ｣のDVDボックスも雨宮慶太監督作品となります｡
いつか見たいと思っていたので､買取金額は大奮発してしまいました｡

このほかにも多数のアニメーション､特撮映像作品の資料､ブルーレイディスク､DVDボックスをお売り頂き､誠にありがとうございます｡
またご売却の際はご連絡を頂けると幸いです｡