世界名作劇場アニメーションDVD他出張買取

2020年3月1日(日曜日)
先日に引き続き､出張買取しましたアニメーションのDVDBOX､ブルーレイBOXを紹介致します｡
カルピスこども劇場｢母をたずねて三千里｣(DVDBOX)
ハウス食品･世界名作劇場｢小公女セーラ｣(DVDBOX)
そして1978年にNHKでテレビ放映された｢未来少年コナン｣(ブルーレイBOX)です｡
世界観は異なりますが､前述の2作品の内の1作の場面構成(レイアウト)を手掛けておられますの記させて頂きました｡

｢母をたずねて三千里｣は世界名作劇場としては｢フランダースの犬｣の次に放映され､二作目とあたります｡
1976年(昭和51年)の1月から12月までの一年間放送され､全52話が日本アニメーションにて制作されました｡
監督は高畑勲｡
｢太陽の王子ホルスの大冒険｣で長編映画の演出後､｢アルプスの少女ハイジ｣､｢パンダコパンダ｣｢じゃりン子チエ｣の数年後には､宮崎駿とともに設立したスタジオジブリで数多くの映画作品を遺されましたので､ご存知の方も多いと思います｡

｢母をたずねて三千里｣の場面設定･レイアウトは今や世界的な有名人､宮崎駿です｡
｢太陽の王子ホルスの大冒険｣制作時にはレイアウトという概念は無く､巨大な岩男｢モーグ｣等､様々なアイデアを提供する宮崎駿に報いたいと監督の高畑勲が与えた役職と､風の谷のナウシカのガイドブックの中の一文で読みました｡
ただ､原本が今は手元に無く､店主の記憶のみで記しておりますので､間違いがあった場合はご容赦下さい｡

対して､その9年後に制作された｢小公女セーラ｣は同一の期間､1月～12月まで放映され､全46話と､｢母をたずねて三千里｣と比べ6話少なくなっています｡
興味をもちましたのでウィキペディアで他の世界名作劇場の話数を調べたところ､野球中継､特別番組による放送休止が無かった｢ペリーヌ物語｣が最も多い全53話｡
第14作にあたる｢小公子セディ｣は全43話となっています｡
この放送休止にともなっての話数の減少により､使えなかった伏線､設定があると後年発売された｢小公子セディ｣のDVDの解説書でスタッフが言及されているそうです｡
以降は年々制作話数は減少してゆき､第22作にあたる｢名犬ラッシー｣は理由は明記されていませんが予定話数に到達する前に打ち切られ､全26話が制作されました｡
その同じ年に｢家なき子レミ｣が制作され､こちらが地上波での世界名作劇場の最終作となるそうです｡

｢未来少年コナン｣は1978年(昭和53年)4月～10月まで､火曜日の19時30分～20時まで放送されました｡

写真には宮崎駿監督が一部を手掛けた｢名探偵ホームズ｣も映り込んでいます｡
お客様には様々な作品のDVD､ブルーレイディスクをお売り頂きました｡
また日を改めて記して参りますので､しばらくお待ち下さい｡

｢未来少年コナン｣放映時､第25話｢インダストリアの最期｣には驚かされました｡
視聴時の店主は小学五年生｡
巨大な飛行機が空高く､雲の上を飛んでいるような状況で､主人公達が風圧に身体を吹き飛ばされそうになりながら､羽の上を走り回るのです｡
食卓で見ていた父親は｢こんなの無理だと｣はなからバカにしていますが､主人公の少年がわずかな突起物に掴り､必死に風で飛ばされないようにしているのは､私には真実味がありました｡

このように､すっかり心を奪われた店主はアニメーションに夢中になってしまい現在に至ります｡
翌年の｢機動戦士ガンダム｣､｢ルパン三世　カリオストロの城｣､アニメ雑誌の創刊もマニアの道への拍車をかけました｡
様々なTVアニメのDVD､ブルーレイディスク､各種資料､ポスター等の買取に力を入れております｡
ご処分､ご売却をご検討の際はお気軽にお電話､Eメール等にてお問合せ下さい｡

名古屋市内16区､東海地方にて内容､枚数､冊数に応じて､お客様のお宅までお伺いし､買取致します｡
また遠方のお客様で､量が少ない場合は､郵送での買取も受け賜わります｡
かかる送料は弊店にて負担致しますのでご安心下さい｡

この度はたくさんのお品をお売り頂き､誠にありがとうございます｡
買取させて頂いたお品を機会を設けて紹介して参ります｡
また､こちらのお客様は定期的にお声をおかけ頂いており､引き続きお売り下さってます｡
今後とも末永くお付き合い頂けますよう､宜しくお願い申し上げます｡