スタッフNです。

先日は郵送買取にて、野球選手の実使用バットやユニフォームなど直筆のサイングッズの査定を担当させて頂きました。
お問い合わせをいただいた際に予めお電話でお聞きしていたよりも点数が多く驚きました。
横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)の選手の物が多く、実使用のユニフォームやバットなどもございました。
中でも波留敏夫選手(現中日ドラゴンズコーチ)の実使用ユニフォームや2006年のWBC公式試合球に数名のサインが入ったものでMLB証明書付きを高く評価させて頂きました。
数が多かった為、査定に数日お時間いただきましたが、お喜び頂ける金額を提示出来て何よりです。
さて、ここ最近こういったサイングッズのお問い合わせを多く頂いております。
今一度、野球メモラビリアの買取りについてご説明させて頂きます。
高額となるメモラビリアにはいくつかの条件がございます。
一番重要な点は2点ございます。
・選手の知名度
ベーブ・ルース等神レベルから王貞治、長嶋茂雄、イチローなどレジェンド級の選手など
・公式、または米国の証明会社の証明書付き
野球選手と言っても、1軍で活躍せずにまたは故障などに悩まされ短い期間で去っていく選手も居られます。
やはり活躍し名前を知られた選手の物をファンは欲しがりますので、有名な選手ほど買取価格はアップいたします。
メジャーリーグの有名選手は証明会社(鑑定会社)と契約しています。
これはアメリカでは有名スポーツ選手のサインなどのメモラビリアがビジネスとなっており、球団の収益の一部でもあるからです。
日本で有名な例ではイチロー選手はミルクリーク社と契約しており、メジャーリーグ時代のサイン物にはミルクリーク社の証明書が付きます。
日本にはそういった証明会社はございませんので、球団ロゴやNPBロゴなどまたはサイン時の写真やツーショット写真など何らかの証明が必要になります。
無地のサイン色紙やボールに書かれているだけでは、第三者に販売する際に本人から頂いたという証明ができません。
明らかに偽物とわかる物もネットオークションやフリマアプリなどで販売されているのを見かけます。
テレビの鑑定番組などで数十万円の値段を紹介する事があるので、査定金額を伝えると「安すぎる!」と怒られてしまう事もありますが、値段の差には理由があることをご理解いただければ幸いです。