名古屋市中区にて探偵小説、全集全巻揃い等を買取致しました。
2021年2月22日(月曜日)
先日は名古屋市中区にお住いのお客様宅にて出張買取を受け賜わりました。
お客様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
お問い合わせはお電話にて頂きました。
お売り頂ける書籍はお亡くなりになられたお父様がお読みになられていたとの事で、数点の題名、著者を何名か読み上げて下さいました。
冊数をお聞きしたところ、「スペースがあれば、どこにでも押し込んでしまう父でして、数千冊はあると思います」と申されておみえです。
お客様がご希望とされる訪問日時を打ち合わせ、6日(土曜日)にお約束した次第です。
6日にお伺いしたところ、書籍は、書棚から、押し入れ、戸棚、衣装タンスの引き出し、廊下の至るところに積み上げられており、とても一回の作業では終わらない事が判明しました。
買取が出来る本から出来ない本まで混在しており、読了した日付の書き込み、蔵書印が押してある本も数多く、お客様にご相談致しましたところ、買取が出来ない本の片づけもお願いされました。
お値段をおつけ出来る本も一定量あることから気持ちよくお引き受けし、査定作業をスタッフと共に開始致します。
最も評価致しましたのは「安部公房全集」全30巻揃いとなります。
その他にはメグレ警視シリーズ等がございました。
全50巻中、32冊しかございませんでしたが、こちらも需要がございますので、メモに買取金額を書き入れて参ります。
ハヤカワポケットSFから探偵小説作家の評論、研究本がまとまってあり、人気がございます。
メモの買取金額を合計し端数を切り上げて、申し上げたところ、ご満足頂けたご様子です。
引き続きの作業もお願いされて14日(日曜日)、20日(土曜日)と行いました。
廊下、タンスの引き出し、押し入れの作業が終わり、全体の本の内容を把握出来たと考えていたところ、「車庫の扉を開けたら、本が出てきました」とお客様が困った顔で申されます。
これだけの本があるのは古本屋冥利につきますので、とてもありがたい限りです。
次回も宜しくお願い申し上げます。
21年02月22日 テーマ:一般書・趣味の本・児童書買取, 出張買取, 遺品整理・引越