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古本買取日記

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名古屋市中区にて高級和包丁の買い取り

名古屋市中区にて最高峰の和包丁の買い取り

 

スタッフNです。

前回の続きです。


まだ世間では「お正月休み」と言ってもいい週末に名古屋市中区の料理店の方からご依頼を受け、包丁の買い取りに伺いました。


DSC_2094.JPG


「子の日(ねのひ)」というメーカーの特注品包丁です。

これはもう、芸術品クラスの逸品です。

ただ、残念ながら保管状況が悪く錆が出ています。

その分査定額はダウンしましたが、それでも最高峰の包丁ですのでお支払額に用意してきた金額では足りません・・・。

お客様に少々お待ち頂き、コンビニATMへ走ります。

お正月休みでATMが使用できるか不安でしたが、なんとかご納得頂ける金額を用意することができました。


先日も書きましたが、プロ用の和包丁は日本刀と同じ技術が使われています。

今回のお品は安来鋼(やすきはがね)の青紙2号という鋼を使用しています。

安来鋼は日立金属が開発した鋼です。

その中でも青紙の2号はクロームとタングステンを含み、固く粘りのある金属となります。

それを日本刀と同じように叩いて鍛える鍛造という製法で伸ばし形を整え、水で急激に冷ます事によって細かく引き締まり硬度を出します。


鋼の種類は含んでいる化合物により硬さと柔軟さなどが変化します。

白紙、青紙、銀紙等あり主に高級包丁には白紙と青紙が使われます。

まず、この白紙や青紙を包丁に鍛造できる鍛冶職人さんは多くありません。

さらに水焼きという焼き入れ方法ともなると、造ることができる鍛冶職人は世界でも数名しか存在しないと言われています。


扱いの難しい鋼を、非常に高度な技術により時間をかけ造られたのが今回買取させて頂いた包丁です。

鍛冶職人さんの技術力と、それを大切にお持ち頂いていた和食職人さんに敬意を払い今回の買い取りに臨ませて頂きました。

眼福です。

ありがとうございました。

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