0120-305-497

古本買取日記

タグアンティーク買取

名古屋市内にてアンティークオルゴールの買取

スタッフNです。


本日は2月ごろ事前査定させて頂いた商品の買取がございました。

2回にわけてご紹介させて頂きます。


今回の商品は非常に査定も難しく、また高額な物ですので私どももお客様も慎重に打ち合わせやご相談をさせて頂きました。

2月にお伺いし、写真を撮らせて頂き商品の特定、相場の確認等で1~2週間ほど。

他店様も見に来られるとの事でお預かりせずに、査定のポイントとなる部分を写真に収めいったん持ち帰りました。



DSC_1484.JPG



商品はアンティークオルゴールで、こちらはシリンダーオルゴールと呼ばれる物です。

メーカーはスイスのニコル・フレール社。

チューン・シート等から1870年代の物と特定できました。

1879年までの物はニコル・フレール社の純正品で製造番号は48000までとなっております。

1880年代には経営者が変わり、本社もイギリスのロンドンに移転しています。

その為「Made in England」となっている物もあるようですが、今回のお品は「Made in Switzerland」と書かれています。


このようなオーケストリオンは珍しく、ドラムもベルもカスタネットも全て稼働し曲を奏でます。

全12曲入りという驚きの技術です。

レコードや蓄音機が台頭するまでレストランやパブで音楽を楽しむことができた自動演奏装置なのです。


こういったアンティークオルゴールは日本での市場はほとんど無いと言ってもいいくらいの規模で、専門で保管修理、展示や販売を行っているミュージアムはございますがなかなか狭い分野なのです。

ですので情報も乏しく、非常に詳しく研究されている専門書は2006年に500部限定でイギリスで発売されたものしかなく、細かな情報を手掛かりにピースを集めて行きました。

あとはサザビーズやクリスティーズのオークション情報が参考になりました。

ただやはり時代のせいなのか、オークショニアの予想落札額に届いていない物が多いようです。


かなり思い切った金額を提示させて頂きました。

漫遊堂に来てから15年ほど経ちますが、僕が担当した査定では最高額となります。



続きます。

1
出張買取・宅配買取
先頭へ戻る