スタッフNです。
先日、事務所への持ち込みにて旧PCであるX68000のソフト等の買取査定を担当させて頂きました。
X68000とは1980年代後半にシャープが発売した高性能パソコンです。
その性能の高さは、当時のパソコンとしてはアーケードゲームを完全移植できるほどで、コナミの「グラディウス」をバンドルソフトとして同梱する自信の高さでした。
今回お持ちいただきましたゲームソフトも、ナムコの「源平討魔伝」やセガの「アフターバーナー」、アイレムの「R-TYPE」等アーケード移植物が多いです。
X68000専用ソフトとしてはZOOMの「ジェノサイド」「ラグーン」「ファランクス」など人気のタイトルも押さえており、とても羨ましいラインナップです。
珍しいところでは、後年色物メーカーとしてイメージが定着してしまったザインソフトの「トリトーンファイナル」がありました。
僕はこれの実物を初めて見ました。
「トリトーンファイナル」はPC88で少しだけ人気のあった「トリトーン」のX68000版で、現在では伝説のクソゲーとして名高いタイトルです。
X68Kの性能をもってしても処理が追い付かない画面切り替えに、プレイヤーキャラの遅さ。
挙句の果てにはバグで最後までプレイできないという、当時定価で購入したユーザーは激怒していいくらいの内容の酷さでした。
おそらく当時クリアできた人は皆無でWindows時代になり、クロックアップ改造やエミュレータにてやっとクリアできる人が登場しましたが、それでもプレイは大変な苦行と言われています。
ネタとしては最高の逸品です。
漫遊堂ではレトロPCのゲームソフトの買取にも力を入れております。
スタッフNはクソゲー愛好家ですので、どんなクソゲーでも捨てずにお問い合わせください。
17年12月20日 テーマ:ゲーム買取
会社情報 | |
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